2013年12月30日月曜日

ゲイリー ハメル

戦略論を語る上でどこが強みか、という話はよく出てきますね。
コアコンピタンス、という企業能力を生かすことについて書かれています。
単純に生産性を上げるだけではダメなのです。
「ネクストマーケット」でお馴染みのC.K.プラハラートとの共著が多いです。


一方でケイパビリティ、というバリューチェーン全体をさす言葉もあるので区別して理解したいですね。



分野:経営戦略
難易度:高い

おススメ:
 
 コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略

 経営の未来





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ナシーム・ニコラス・タレブ

ビックデータというキーワードが流行っています。
が、データ分析は万能ではないのです。
そんなことを教えてくれるのがこの著者です。

「いることは証明できるが、いないことは証明できない」
「たまたまそうだっただけ」
データを見る時は気を付けたいですね。


分野:データ分析
難易度:普通


おススメ:
 
 まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

 ブラック・スワン-上-―不確実性とリスクの本質
 ブラック・スワン-下-―不確実性とリスクの本質


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メアリー・バフェット

株式投資で有名な人の1人としてウォーレン・バフェットがいます。
本人自身が著者の本は存在しないのですが、その身内が著者として考え方を紹介しています。
ユーモアたっぷりな論調が読んでいて楽しいです。

・時代に左右されない業界にすべき
・わからない業界はNG
・膨大な投資が必要な業界はNG
などとてもわかりやすいです。


分野:投資
難易度:普通


おススメ:
 
 史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

 億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術




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ジョン・P・コッター

マネージャーと言えばドラッカーですが、リーダーシップならコッターですね。
変革の必要性を説き、その進め方を提示しています。

内容が濃い本は難解なのですが、カモメになったペンギンのようなわかりやすい本もあります。
ペンギン、とてもかわいいです(笑)


分野:リーダーシップ
難易度:高い
 

おススメ:
 カモメになったペンギン

 

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B・J・パインII、J・H・ギルモア

従来はモノづくりが中心でして、
その後サービスが提供されるようになり、
マーケティングの概念が出てきた。

というのが流れですが、サービスをもう少し踏み込んでとらえてのが「経験」です。
カスタマーエクスペリエンスなんて言い方がされますが、比較的抽象的過ぎないようになっているかと思います。


分野:マーケティング
難易度:普通


おススメ:
 
 新訳-経験経済

 ほんもの







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デール・カーネギー


自己啓発と言えばこの人でしょう。
単純にスキルという枠を超えて、心構えも含まれており、何度も読んで自分を悔い改めないといけないな、と振り返ることができます。
理論は難しくないですが、実践は難しいですね。


分野:自己啓発
難易度:普通


おススメ:
 新版-ハンディーカーネギー・ベスト(3冊セット)-「人を動かす」「道は開ける」「カーネギー名言集」
  「人を動かす」が一番おススメです。


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2013年12月29日日曜日

ジェフリー・ムーア

マーケティングの本は多くありますが、IT業界に着目しているとなるとジェフリー・ムーア以外にはちょっと思いつきません。


「キャズム」が有名ですが、
整理されているという点では「ライフサイクル イノベーション」
どうすりゃいいのさ、という点では「トルネード」
がおススメです。

とはいえ、読んだとしてもキャズム越えは大変ですが(笑)


分野:マーケティング
難易度:普通


おススメ:
 
 キャズム


 ライフサイクル-イノベーション-成熟市場-コモディティ化に効く-14のイノベーション

 トルネード-キャズムを越え、「超成長」を手に入れるマーケティング戦略



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ヘンリー・ミンツバーグ



パンチのあるマネジメント論や経営論をお望みであればヘンリー・ミンツバーグがおススメです。



MBAに対する批判など激しいコメントもありますが、奥深い考え方を知ることができます。
どの本もボリュームたっぷりです。汗

・アート
・クラフト
・サイエンス
の3つのバランスが大事なのに、サイエンスにMBAは寄りすぎだというのが印象的です。

読んでいると結局のところは現場の経験が大事というところでしょうか。



分野:マネジメント
難易度:高い


おススメ:
 マネジャーの実像
 
 MBAが会社を滅ぼす-マネジャーの正しい育て方


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マイケル・J・シルバースタイン


値段が安ければ売れると思っていませんか?
そうじゃないよ、というお話を書いているのがマイケル・J・シルバースタインです。
価値ある「ワンランク下」という言い方をしていますが、中途半端はよくないということを具体例を挙げて説明しており、とてもわかりやすいです。

少し系統は変わりますが、女性マーケティングについての本もあり、こちらは女性の購買スタイルをうまく表現していると思います。


分野:マーケティング
難易度:普通


おススメ:

なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実

ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する


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2013年12月28日土曜日

ピーター・F・ドラッカー

こちらも重鎮、ピーター・F・ドラッカーです。
マネジメントでお馴染みですね。
マネジメントだけでなく、経営など色々と本が出てますが、抽象度が高くて、私はしっくりこないことが多かったです。

とはいえ、社会人としてスキルアップするための心構えを持つにはいい本だと思います。
なので、あえて自己啓発の人として紹介します。


分野:自己啓発(一般的にはマネジメント)
難易度:高い


おススメ:
 プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか-はじめて読むドラッカー-自己実現編-


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フィリップ・コトラー

マーケティングと言えば真っ先に出てくるのがコトラー。
まさに王道と言ってよいでしょう。

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版はマーケティングの教科書とも言われています。
ボリュームが多すぎて寝そうになるのであまりおススメではないですが(笑)

カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営あたりから論調が変わってきた気がします。
曖昧さや不確実性をどう解釈し、扱うべきかを書き始めている気がします。


分野:マーケティング
難易度:普通

おススメ:
 マーケティング10の大罪

 カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営


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トーマス・ダベンポート

データ分析を活用してどうビジネスへ生かすか。
事例を交えて、その方法やデータ活用の大切さが説明されている。
数式が出てきたりはしません。確か。。

とはいえ、
・データ分析には膨大な労力がかかるため、段階的な導入が必要
・データ分析は万能ではないため、人の判断も必要となってくる


分野:データ分析
難易度:普通


おススメ:
 分析力を武器とする企業

 ナレッジワーカー-HARVARD-BUSINESS-SCHOOL-PRESS


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2013年12月25日水曜日

アル・ライズ



一発目はアル・ライズです。

マーケティングを勉強するには欠かせない一冊です。
ポジショニング戦略が有名で、多くの企業ができてない得意分野に集中する大切さを説いています。
また、
・広告よりもPRを活用せよ
・ブランドの乱用は避けるべき
といった視点が事例を交えて説明されています。


ジャック・トラウトとの共著が多いです。
が、どうもコンビを解散したようでして、最近は娘のローラ・ライズとの共著になっています。

ただ、アメリカのお話なので事例はちょっとしっくりこない人もいるかもしれませんね。
最近は新しい本が出ていないのがちょっと残念です。


分野:マーケティング
難易度:低め


おススメ:
 ポジショニング戦略[新版]

 フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法


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著者で本を選ぼう

ここまで出版社について紹介してきました。
まだまだたくさんあるのですが、

・キリがない
・どの本がどの出版社か、を探すのがつらい

ということで、ここまでにします。


次は著者に着目します。
順次著者を紹介していきますが、先にメリットとデメリットを書いておきます。

メリット

・お気に入りの著者から選べば大きく外さない
・基本思想を理解しているため、変わった部分だけを理解すればよいので理解がやさしい
・前に読んだ本の内容と合わせて理解することでより理解が深まる


デメリット

・新鮮味がない時がある
・最初に読んだ本が素晴らしすぎる場合、同一著者の別の本を読んだ時、劣って見える時がある
・出版数が多い著者の場合、お金儲けを重視して中身が薄くなっていく可能性がある

2013年12月24日火曜日

日本経済新聞出版社







経済、経営など一通りが揃う日本経済新聞出版社です。
日本人の著者が多く、入門レベルが多いのが特徴かと思います。

とっかかりを探したいにはお勧めの出版社です。


難易度:普通

希少性:低め

知名度:高め

価格:普通

お勧め分野:経営

 

お勧め


新幹線お掃除の天使たち-「世界一の現場力」はどう生まれたか-遠藤-功

ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法-ファシリテーション・スキルズ-堀-公俊

2013年12月23日月曜日

ダイヤモンド社

経営論を中心に品揃えが豊富なダイヤモンド社です。
難易度低めもありますが、MBAシリーズなど硬派はシリーズも充実しています。
バーバラ・ミントやジョン・コッターなどの古典もあります。

王道をしっかり学びたい人にはお勧めの出版社です。

難易度:普通

希少性:低め

知名度:高め

価格:普通

お勧め分野:経営論、MBA

 

お勧め

 

ザ・ゴール-―-企業の究極の目的とは何か-エリヤフ・ゴールドラット

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則-バーバラ-ミント


プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか-はじめて読むドラッカー-自己実現編-P・F-ドラッカー

グロービスMBAシリーズ


2013年12月22日日曜日

早川書房

次も変わり種。
早川書房です。

ミステリーを得意としているようですが、ビジネス系もあります。
行動経済学やマイケル・サンデル、あとはパコ・アンダーヒルのシリーズが代表格ですかね。
王道からはずれるかもしれませんが、「へぇー」と思える本がいくつかあります。


ただ、本の数が少ないです。


難易度:普通

希少性:高め

知名度:低め

価格:普通

お勧め分野:特になし

 

 

お勧め

なぜこの店で買ってしまうのか-ショッピングの科学-パコ-アンダーヒル

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕-37シグナルズ成功の法則-ジェイソン・フリード

予想どおりに不合理-行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」-ダン-アリエリー

2013年12月21日土曜日

海と月社

英治出版に引き続きお勧めは海と月社です。

得意分野はマーケティング。
主張ポイントがわかいやすい本が多く、価格も内容を考えると圧倒的にお得です。
書店で探すのが大変だったり、図書館においていないことが多かったり、というのが難点ですね。


難易度:普通

希少性:高め

知名度:低め

価格:安め

お勧め分野:マーケティング、リーダシップ

 

お勧め


フォーカス-利益を出しつづける会社にする究極の方法-アル・ライズ

ポジショニング戦略-新版-アル・ライズ 


トルネード-キャズムを越え、「超成長」を手に入れるマーケティング戦略-ジェフリー・ムーア

リーダーシップ・チャレンジ-ジェームズ・M・クーゼス

英治出版

真っ先にお勧めしたいのは英治出版です。

オリジナリティの高さや内容の濃さが優れていると思います。
本を読み始めて、「あー、どこかで聞いたことあるなぁ」って思うことが多い方は是非、この出版社から探してみてください。


難易度:高め

希少性:高め

知名度:低め

価格:普通

お勧め分野:リーダシップ、組織論、経営論

 

お勧め


なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流-自己変革の理論と実践-ロバート・キーガン

人を助けるとはどういうことか-本当の「協力関係」をつくる7つの原則-エドガー・H・シャイン 

ダイアローグ-対立から共生へ、議論から対話へ-デヴィッド・ボーム  

ウォートン経営戦略シリーズ

Personal-MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書-ジョシュ-カウフマン

2013年12月16日月曜日

本を出版社で選ぼう

新しい本がどんどん発売されていきますね。
本好きにとってはうれしい限りですが、 選ぶのは大変ですよね。
そこで注目すべきは出版社です。
なぜ出版社が大切かについて紹介します。
 

出版社ごとに本の傾向がある

著者や原書を選ぶのは出版社です。
ということで、自然と出版社の傾向がでます。
・難しめが多い
・翻訳版が多い
・万人受けを狙うことが多い
など。

IT業界の方ならわかるかと思いますが、いきなりオライリーを読むと難解すぎて挫折します(笑)

その傾向がなんとなくわかると、自分が読みたい本を探す時に便利です。
私はお気に入りの出版社の新作は時々チェックしますし、逆に怪しげな出版社であれば本を開きもしません。


価格帯が違う

出版社によって価格帯が違います。
新書系なら1000円以内で収まります。
一方、専門性が高い本が多い出版社だと4000円以上はしますね。

IT業界の方だと、ピアソンは高いかなぁ、とかあると思います。


クォリティーの安定性が違う

著者は大きな出版社で出したい、いい本が多い出版社から出したいと思うことが多いと思います。
なので、出版数が少ない出版社やいい本が少ない出版社から出された本はクォリティーが低いことが多いです。
なので、面倒な方は知らない出版社からは買わないという割り切りもありかと思います。


おそらく出版社をマジマジとみて買う方は少ないと思いますが、ぜひ着目してみてくださいね。
きっと新たな発見があるはずです。